宵山
きのう祇園祭の後祭りの宵山に行って来ました。
人混みが苦手なのでお祭り関係にはなかなか行けないのですが、後祭の方は、比較的人が少なくて、ほんわかした感じで見てこられました。
それでも祇園囃子を奏でている北観音山のあたりはとても混み合っていて、遠くからでもすごい熱気が伝わってきました。
時折、歌舞伎俳優にそっくりな、町内の曳き手の若い方が世話役の方にご挨拶をして、お子さんと奥さんを紹介されていたり、小学生の子供たちに「写真とるならこうてって~」とせまられたり、なかなかドキドキする、たのしい(?)体験ができました…。
お囃子が終わった瞬間、「日本一~!!」という声がかかり、上に乗っていた子供たちも、お母さんや友達から名前を呼ばれて、たちまち小学生の顔に戻り、恥ずかしそうにしているのがとても印象的でした。
祇園祭のいいところは、そんな風に、そこの町内でなくてもそのコミュニティの中に入って一体感を少しの間味わえるような、あたたかさにあるのかもしれないな、と思いながら、一人で阪急電車に乗ってその場をあとにしました。