夏、だいすき
先日、美しいぶなの原生林のある、芦生の森に行って来ました。
すごくひさしぶりのキャンプで、夜の森を見たり、カレーライスを食べたり、キューンとなくかわいらしい鹿の声や、鳥たちの声を聴きながら、大はしゃぎで歩いていました。
森歩きは新緑の季節が一番だと思っていたのですが、夏の森は、緑が濃密で、空の色は抜けるように美しいブルーで、すてきな形の雲が浮かんでいて、森を流れる小川の水は緑色にきらきら輝いて涼しげな音を立てていました。
見上げると、まん丸いミズナラや赤ちゃんの手のような形をしたとちの樹の葉っぱが、陽の光を受けてステンドグラスのように色とりどりの緑に光っていました。
市内では早くも灼熱地獄になりかけていたのですが、森の中では涼しい風が通り抜けて、ほどよく快適で、風がふくと、葉っぱたちがいっせいにそよそよと裏返って、いつもは見られない不思議なけしきを見せてくれます。
すごく楽しい森歩きに、改めて夏が大好きになりました。